「フットサル」というスポーツを知っていますか?なんのことだかわからない人も「ミニサッカー」といえばわかっても らえるのではないでしょうか。競技の事を簡単に説明すると、サッカーの4分の1くらいの広さのコートで「5人対5 人」でサッカーをやるのです。ゴールも小さくハンドボールで使用するものと同じサイズで、ボールもサッカーの5号 より一回り小さい4号球で、若干弾みにくいフットサル専用ボールを使用します。ですから一般の体育館で安全に 手軽に出来るスポーツとして幅広く人気が出ているのです。サッカーと比べ人数が半分、コートが4分の1、室内 でも出来るので、ちょっと仲間を集めて簡単に出来るスポーツ、それがフットサルなのです。
フットサルのルールの基本思想はフェアプレーです。 従って競技規則はこの精神を具体化したものであり、 純粋に技術、戦術、チームインテリジェンスで勝負するスポーツな のです。
そしてフットサルは気軽に楽しめるルールになっています。まず、「 交代自由」なこと。つまり何回でも「出入り自由」という寛容なルー ルになっています。「走るのは苦手」という体力に自信の無いお父 さんや「ちょっとだけボールを蹴ってみたい」というお母さんでも参加 可能なありがたいルールがあるのです。
要は、やる気があれば体力が無くたって参加できるということであ り、プレーヤー毎に楽しみ方を工夫できるスポーツでもあるのです。 それから、スライディングやショルダーチャージといった「接触プレー 」がルールで全面禁止になっています。これも体力的、体格的に「 サッカーは無理」と思って敬遠してきた方々にもプレーができる理 由でもあります。
長野市のビックハットでも大会が行われました
スキーやスノボ、ゴルフやジョギング、などは一人ではじめられるから気軽に手がつけられる。しかし、サッカーは そうはいかない。必ず「チーム」を構成する「仲間」が「あらかじめ」必要だ。特にどこのチームにも属していなかっ たり、そういった仲間がいなかったり、そもそもサッカーそのものをやったことが無い、という多くのサッカーファン にとって、サッカーをプレーする上でこれは大きな障害なのです。しかし、この新しいスポーツ・「フットサル」だと事 情がかなり異なる。
まず、ヤフー等の掲示板やフットサル関連のホームページを探すと「チームメンバー募集」といった告知が出てい て、定期的に練習をするチームを探すことが出来るし、自分で掲示板に書き込みをして募集をするという手もある 。さらに、フットサルならではのシステム「個人参加フットサル」だ。これはフットサルの施設や団体などが「個人 的にフットサルを楽しみたい」人達を募り、知らない者同志でフットサルが出来てしまうのだ。また不思議なことに 、こうして集まった人同志は急速に仲良くなるという傾向がある。全く異なる職業や年齢、性別の人達がフットサ ルというスポーツを介してかくも仲良くなるものか?!と思ってしまうほどだ。
このようにフットサルは、これまでサッカーには縁遠かった人々にとっても魅力あるスポーツだといえるのです。
個人でも楽しめる事がわかったら、やっぱりステップアップしてみたくなるも のですね。誰でもそうですが、「定期的にやっていきたい!」「ユニフォーム も作りたい」「もっと楽しみたい」と言う方はチームを発足したくなるものです 。個人参加フットサルで集まった仲間とチームを結成したり、一から自分で 集めてみたり、家族でも職場でもなんでもいいのだ。これが11人を必要と するサッカーだとなかなか難しいくてそうもいかないが、5人で出来るフット サルならそれが出来てしまうのですよ。
チーム名を考えたり、ユニフォームを何にしようか迷ったり、気のあった仲間 で練習や試合をやって気持ちの良い汗を流す、その楽しみを味わうのに年 齢や性別は関係ないと思います。
インターネットで集まったという長野市のチーム
フットサルをやる場所には2通りあって、「体育館」という選択肢と「民間フットサル施設」がある。体育館は主に公 共の体育館である。こちらは予約が必要で、2〜3ヶ月毎に受付場所に出向いて申込みを行います。使用条件が あったりもしますのでフットサルが出来ない体育館もありますが、これがクリアできれば料金はほとんどが無料か 低価格なのでオススメです。しっかりとスケジュールを組んで、先の予定を決めて予約を入れ抑えましょう。
民間施設はまだ信州では少ないが、使いたいときに気兼ねなくフットサルだけに使えるのが魅力だ。例えば信濃 町の斑尾高原にある施設「スポーツ&イベントパークinタングラム斑尾」は展望の良い屋外の人工芝コートで思い っきり打ち込める環境が整っているし、ここはペンションのオーナーが運営しているので食事や合宿もOKというの も魅力である。練習の後の冷えたビールはまた格別ですよね。
 フットサルは狭いコートで小人数でやるので、蚊帳(かや)の外になってしまう事が少ない。
サッカーの場合、なぜかボールに触れなかったなどということもあり得る。特に初心者のサッカーの試合を見た 方はおわかりになるだろうが、ほとんどの場合、ボールに人が集中しその気になればグラウンドに立っているだ けで試合に参加しないことも出来てしまうのだ。しかしフットサルの場合は、ただ突っ立っていたって必ずボール が来てしまう。いやがおうにも試合に参加させられてしまうのだ。来たボールを相手ゴールに向かってひたすら蹴 り続けるだけでも十分に爽快感が味わえる。そこから少しずついろいろと身につけていけばいいし、ボールに触 る機会が多いから自然と上達も早いという訳である。
ボールを手以外でゴールまで運ぶという点はサッカーと同じです がコートが小さいという事からサッカーとはかなり異なった独自の 戦術・技術を要する「競技」といえる。フットサルは常にゴール前 の激しい攻防が行われ、ピッチの何処からでもシュートを狙えると いう緊張感からバスケットボールに似ている所が多いとも言われ ます。
現在では長野県内各地域にチームがあり、各地域の連盟主宰の リーグ戦や大会も数多く行われています。地域でみたチームのレ ベルは今の所、中信のチームが他の地域のチームに対して実力 的に一歩リードといったところでしょうか。全国的には東京を中心 とした関東のチームが他の地域を抑えているのが現状だが、その 差はドンドンと縮まっているようです。
トップチームの頑張りとエンジョイチームの拡大で長野県内のフッ トサル人口は今ドンドンと多くなっています。
トップチームの激しいゴール前での攻防の様子